旧暦正月一日、新月の今日、伽藍Barは11周年を迎え、12年目に突入いたします。
敢えて飲食店が静かな2月にオープン日を設定したのです。だから、今日も静かだってへこたれませんよ、はい。
思えば11年。長続きの秘訣は、「鈍感力」です!人に何を言われようと、何を思われようと、一切気にしない。いちいち気にしていたら、わたしのような繊細な人間は生きて行けません。笑 それを学んだ11年です。
このお店のおかげで、人様との交流があり、気づきや悟りがある。ずっと昔から、いつかは出家するしかないと思うほど、悟りと道を求めて生きて来たけれど、修行して山中に庵を結ぶより、バー店主であることの方が、よっぽど人を救っていますよ、と力説してくださったお客さまの言葉を支えに、地下奥深くで即身成仏の道を究めようと。。。
きっとこの仕事をしていなかったら、誰ともしゃべらず、誰とも会わず、一人の世界に引き蘢っているだろう。
わたしを外に引っ張り出し、赦してくださる天と皆々様に、心より御礼を申し上げます。
昨夜は、久しぶりに正統派なバーにお連れいただき、改めてお酒の美味しさ、素晴らしさを味わいました。
最近は、飲むと記憶のない生傷がたえず、好きでもない焼酎でアルコールコントロールしようとしたりしてるけど、やはり、バーは、お酒と共に、バーテンダーの技や、その場の気や時間をグラスに注いで大切に飲むところ。
改めて、一杯一杯を大事にしようと思いました。
お酒をこんなにも愛しているから、真摯に向き合い直そうと、心新たに。
と言いつつ、帰りに通りがかってしまって、オカマの鉄子のところに寄ってしまい、素敵なバーの余韻が鉄子のダミ声でぶち壊されてしまったけど。笑 一緒に三峯に行く約束をして帰ってきた。神社仏閣とオペラと哲学が好きなオカマって。。素敵だ。
ということで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
伽藍メンバーがお店に掃除機をプレゼントしてくれました〜
ありがとうございます。
今日もトリオ・デ・ガラン+1営業〜
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