魂を健やかに育てるには、どうしても健やかな肉体が必要だと思っている。
「御魂は見たまま」といって、見た目の美しさや清々しさは、魂の現れであるという。
ままならない肉体をどうにかコントロールすることが、魂の修行になるとも言える。それで健康オタクを自称するまでになったのだ。
いろいろ学んで試して、結局は先人から受け継がれている食に行き着くのだけれど、米、豆、塩、梅。必需品はただこれだけだと思うに至った。それ以外は娯楽。楽しめるだけ楽しめばいい。
米といっても、カスを粕と書くように、白米は食味を追求しただけの栄養のないカス、最近ではただの糖質とも言われている。
かと言って、玄米は発芽させなければ危険で、発芽玄米もよーく噛まなければ豊かな栄養素も吸収されることなく排出されてしまい、よく噛まれた玄米は逆に胃腸を楽させて萎えさせるともいう。
五分づきでは発芽すらできない分、玄米並に危険というし、結局七分づきがいちばん、という結論に至った。ここに、雑穀と炒り糠を入れて炊く。
雑穀も一晩以上水に浸けて発芽モードにしないと玄米と同じ理由で良くないらしい。
もちきび、もちあわ、キヌアを入れて炊いている。五穀米みたいなのがあればもっと便利。米単体だけでは物足りなくなってしまった。
糠は、これ炒ったら最強の栄養食になるそうで、精米機から出た糠の半分くらいは炊くときに入れている。香ばしくてとても美味。
なので分づき米を炊いていると言っても、うちのごはんは玄米のような色をしている。伽藍でもカレーのごはんはコレです。
大豆も、発酵させないと良くないらしい。種をそのまま食べるものは発芽モードにするか、発酵させるかしないと良くないそうだ。
味噌や納豆、醤油ってのは、日本人のすごい知恵だなーと感動してしまう。
6月に仕込んだ味噌が、もう美味しく食べられている。「早くない?」と驚かれるのだが、若いなりに美味しい。3キロできたので、少しずつ食べて行って、毎年仕込めば、熟成物もそのうち食べられるようにもなるだろう。
空前の梅ブーム、一日一梅運動は継続している。確かに疲れにくくなったと自覚している。
酒場で飲むことはない、好きではなかった焼酎を、お湯割りにして梅干しを入れて飲むようになった。これなら、あまり飲みたくないときでもゆっくりつき合うことができる。
パンを食べることのないわたしだが、梅ジャムは料理に大活躍。カレーなどにコクを出すために入れると不思議に断然美味しくなる。
今年の夏は自家製梅シロップを水で薄く伸ばして、ゴルフのお供によく飲んだ。市販の梅ジュースは甘くてとても飲めないが、自分で好きなように割れるので、ほんとに梅シロップは優秀。自宅でのかき氷にもこのシロップは大活躍だった。来年は3倍量作りたい。
牛乳を飲まないわたしにとって、豆乳は便利なものだが、1リットルパックで買っても、豆乳ヨーグルトの季節以外はなかなか減らなくて、持て余していた。自分の食事は少したんぱく質が少なめだなーと思っていたところで、豆乳にほんの少し梅シロップを入れるととろーりとしたヨーグルト風ドリンクに早変わり、というレシピを見つけ、これは感動した。これなら無理なく豆乳を摂取できる。これでたんぱく質とイソフラボンを補える。更年期もどんど来いだ。
米と大豆を作り、庭先に梅の木があれば、十分に生きて行ける。来年はマイ田畑を持って、米と大豆づくりをする。自分の大豆で味噌や納豆ができたら。。。さとやま農学校では、今後麹作りのワークショップもあるそうだし。楽しみだ。
それから、いまのブームは、膝縛り睡眠。これマジでいいです。いろんな人に勧めてる。
膝を縛って、固い床で、膝下に枕を置いて寝ると、寝ている間に整体されるという。腰が痛くなくなった。固い床なんて、体痛くなりそうなものなのに、起きた時の爽快感ったら!
もうベッドもいらないじゃん。
いつかベッドを手放したら、砂布団が欲しい。これ。禅・砂布団のページ
ヨガとコアリズムorヤーナリズムは続けている。髪にドライヤーをかける時間を骨盤スクワットに使っている。あと習慣にしたいのは呼吸。吐く息の勢いで吸う呼吸法で、内臓のマッサージになって、インナーマッスルも鍛えられる。もう少し気管支を健康にしたら、無理なくできると思う。これらはおばあちゃんになっても続けないとね。
歯ブラシに凝り始めて、歯茎も健康になってきたし、こんなに快調でどうしましょう。
次のブームは、冷凍野菜と干し野菜、寒天料理の予定です。お楽しみに。
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